地域連携__

さんわスポーツクラブ

~さんわスポーツクラブの成り立ち~



三和の子どもたちの健やかな成長を支援する事業(上越市活動支援事業対象)
平成15年12月、『三和村のスポーツを考える会』(三和村スポーツ協会役員、体育指導員、各学校教員・PTA、行政、その他スポーツ関係者参集)が開かれ、三和の課題を共有し、解決を図ろうと、平成16年2月の3回目にして、「スポーツの核となるものが必要だ」と合意し、総合型スポーツクラブ設立に動きました。
17年に設立、24年にNPO法人化したのち、設立前の課題解決は図られたか検証しようということで、平成25年から『三和区のスポーツを考える会』を復活させました。
平成28年には当時の三和中学校の校長先生から「部活動について話したい」とお声がけいただき、現状をうかがいました。1時間後には「さんスポは三和区のスポーツの核なので、三和中学校部活動を支援するべき」という結論に達し、具体的な話に入りました。
平成29年度からバレー・柔道・野球部の支援が始まりました。
令和元年にはソフトボール部も加わりましたが、翌年夏休みからは、ソフトボール・野球部は休部となり、バレーと柔道部を現在まで支援しています。



具体的な支援策としては、次の4つです。
(1)活動日に指導者を派遣
(2)生徒対象の講習会を開催
・公認スポーツ栄養士による食育講習会
・新潟大学名誉教授による中学生期のトレーニング講習会
・理学療法士による外傷と障害について学ぶ講習会
・新しい分野の4スタンス理論(身体の特性を生かしたパフォーマンスの出し方を学ぶ)講習会
(3)指導者を対象としたスキルアップ講習会
(4)三和中学校でのダンスレッスン
(昨年は全校生徒を対象にしてバスの待ち時間を利用して数回実施)



さて、今年も夏休みに講習会を開催しました。
4スタンス理論は重心がつま先の内側・外側、かかとの内側・外側の4つのタイプにより、動きの特性が違うので、タイプ判断の時から生徒もドキドキしながら、待ちます。講師の言葉でタイプ別のストレッチの仕方、声のかけ方を学び、それぞれのタイプにより動きが違っているので他者を認めることができました。
指導者の講習会でも今年はこの4スタンスを行い、自己の指導法は自己流であり、必ずしも正確でないことを理解し、今後も指導力の向上を図っていくことの必要性を感じました。
バレーボール部ではアンダーパス、相手サーブを待つ体制、アタックなどタイプ別に習い、指導者も生徒のタイプを把握して取り組んでいました。次の練習が楽しみです。

写真は食育講習会のお弁当です。今年は持って帰り、お家で食べていただきました。


2022年05月28日